東日本大震災の被災者であれば誰でも、収入などの要件にかかわらず日本司法支援センター(法テラス)の無料法律相談を利用できる特例制度があります。
この制度について、与党は、来年3月末の期限切れ後も3年間延長する法改正を図る方針を固めました。
避難生活や住宅再建などを巡る法律相談が今なお増加傾向にあるため、「日本司法支援センター業務特例法」改正案を提出する。
特例法に基づく2013年度の法テラスへの無料相談件数(全国)は、前年度比12・6%増の4万8418件。このうち、岩手、宮城、福島の被災3県での相談件数が計3万9288件で、全体の8割超を占めた。
13年度の相談内容の内訳をみると、最も多いのは離婚や相続など家族同士の法的トラブルで39・2%だった。次いで、知人との貸し借りなど金銭トラブルが25・4%、二重ローンなど多重債務に関する相談が13・7%だった。復興に伴う自治体による土地買い上げなど不動産を巡る相談も10・5%あった。
探偵コレクト東京ニュース
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