探偵コレクトニュースひとり親家庭の生活の安定と向上を図る「母子寡婦福祉法」に、父子家庭も対象と位置づけられたのは2002年のこと。それまでも、家事ヘルパー派遣などの支援はあったものの、利用者は少なく、経済的な支援はなかった。
その後、10年には、1人で子どもを育てる親に支給される「児童扶養手当」の対象に加えられた。今年度からは、介護福祉士や看護師などの資格を取るため養成学校で学ぶ際、最高で月10万円を2年まで支給する「高等技能訓練促進費」の対象にもなった。
さらに、今年4月からは、一家の稼ぎ手を亡くした子育て世帯の生活を援助する「遺族基礎年金」も受給対象になる。2014年度予算案が成立すれば、子どもの修学資金や事業開始資金などを無利子か低利で借りられる「母子寡婦福祉資金貸付金」も使えるようになる見通しだ。
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